☆強いウォンと韓国経済
韓国の交易条件は石油の大幅値上げで輸入価格が急上昇した1974年に悪化したけれども、1975年以後はむしろ改善の方向に向かいました。
1974年以降、ウォンの対ドル・レートが固定されたことによって、為替レートの下落による輸入価格の上昇という事態をさけることができたのです。
いずれにせよ、70年代後半においてウォンは強い通貨となりました。
2010年7月アーカイブ
☆強いウォンと韓国経済
70年代に入ってからの韓国の貿易収支の著しい改善を、価格および数量の面から考察してみましょう。
まず、最も顕著なことは輸出数量であり、1971年から1977年までの間に、実に5・06倍にはねあがりました。
これに対して、輸入数量も韓国の成長とともに増えたけれども、2・05倍に増えたにすぎませんでした。
注目されるのは、1ドル=484ウォンにペッグされた1974年から1977年までの問に、輸出数量は2・○倍に増えたことでした。
価格面で注目すべきは、輸入価格が安定していたことです。