大光相銀の前監査役の一人、A氏は、「(未計上の債務保証が)私のころも若干あったが、早く是正しなさいといっていた」と弁明していますが、事実を知っていたのなら、なぜ監査報告書で指摘しなかったのでしょうか。
検査の時、あと2年あればなんとかできると思ったが、貸出先が悪く、だんだん沈没してしまった」(『読売新聞』新潟版、1979年6月3日)のだといいます。
過去の多くの粉飾決算の場合に監査役がとった態度と全く同じです。
大光相銀の前監査役の一人、A氏は、「(未計上の債務保証が)私のころも若干あったが、早く是正しなさいといっていた」と弁明していますが、事実を知っていたのなら、なぜ監査報告書で指摘しなかったのでしょうか。
検査の時、あと2年あればなんとかできると思ったが、貸出先が悪く、だんだん沈没してしまった」(『読売新聞』新潟版、1979年6月3日)のだといいます。
過去の多くの粉飾決算の場合に監査役がとった態度と全く同じです。
列島改造ブームに踊って破綻した大光相銀事件のような乱脈経営が、なぜ長い間明らかにならなかったのでしょうか。
企業のなかでも最も公共性の強い、社会的責任の大きい銀行には、当然のことながら、公私両面からの四重の監査が行なわれるという「万全」の体制がとられています。
すなわち、一般の企業と同じ監査役監査、公認会計士監査のほかに、大蔵省の銀行検査、日銀の考査が行なわれています。
それに税務調査を加えると、五重の監査になります。
監査役監査や公認会計士監査に問題のあることは、これまでのたび重なる粉飾決算事件をつうじて世間に周知のところです。